SEOって何?
SEO対策はどうやったら良いの?
こんな疑問を解決します。
本記事の内容
- SEOとは
- 初心者からやるべきSEO対策19選
- SEO以外の対策【裏技】
サイト運営する上でSEOの知識と対策は必須事項。
もし誤った知識と対策のもとで運営していると検索順位が上がらない他に、あなたのサイトがGoogleポリシー違反になってしまうかもしれません。
そこで今回は「SEOとは何か?」の解説に加え、「初心者からできるSEO対策19選+裏技」をご紹介します。
本記事を参考にすると、SEOが理解できやるべき対策で記事も上位表示される可能性が。
もくじ
SEOとは
SEOとは「Search Engine Optimization」の頭文字をとっており、日本語に訳すと「検索エンジン最適化」と言います。
検索結果で上位表示されるために行う施策のことで、ユーザーの満足度を高める工夫を重ねることが必要に。
この検索結果で上位表示されるために必要な工夫をSEO対策と呼ばれています。
SEOの目的
SEOの目的はユーザーの満足向上のためにサイトを最適化することです。
つまり、すべてのウェブサイトは閲覧するユーザーのことを第一に考え、わかりやすく使いやすい改良を心がける必要があります。
1ページ目に表示されることを目指す
まずは、1ページ目に表示されることを目指します。
何か調べ物をする時、1ページ目に載ってる情報でほぼ解決できませんか?
1ページ目に表示される情報は、ユーザーの満足度が高い証拠になりますね。
1ページ目でもトップ3を目指す
また、1ページ目でもトップ3に表示されることが理想。
1ページ目に表示されても、クリックされる可能性は1位と10位では雲泥の差です。
SISTRIX社が調査した順位別クリック率のデータは次のとおり。
- 1位:28.5%
- 2位:15.7%
- 3位:11.0%
- 4位:8.0%
- 5位:7.2%
- 6位:5.1%
- 7位:4.0%
- 8位:3.2%
- 9位:2.8%
- 10位:2.5%
引用元:Why (almost) everything you knew about Google CTR is no longer valid
上記のとおり、1〜3位までは10%以上あるクリック率がだんだん下がり、10位は2.5%です。
1位と10位では25%以上の差が。
なので、上位トップ3を目指す必要があります。
主な検索エンジン3つとシェア率
検索エンジンはGoogleの他にもあります。
主に日本で使用されている検索エンジン3つとシェア率は次のとおり。
- Google:75%
- Yahoo!:15%
- Bing:8%
上記のとおりで、GoogleとYahoo!の利用者が圧倒的です。
さらに、GoogleとYahoo!の検索エンジンの仕組みはほぼ同じなので、Googleの検索エンジンを基準にSEO対策すればOK。
初心者からやるべきSEO対策19選
では、実際に初心者のうちからやるべき19個のSEO対策をご紹介します。
- SSL化の設定
- パーマリンクの設定
- サイトマップの作成・送信
- サイト読み込み速度の改善
- サイトの階層を整理
- キーワード選定
- タイトル中のキーワードは左詰め
- タイトルは32文字以内
- 見出しにキーワード
- 見出しの順序は適切に
- 目次の設置
- パンくずリストの設定
- 内部リンクで関連記事を繋げる
- リンクに適切なアンカーテキスト
- リンク切れの確認
- Alt属性の設定
- 公開日と更新日を表示
- メタディスクリプションを設定
- コンテンツの質を高める
順番に解説します。
SSL化の設定
SSL化の設定とは「http」から「https」にすることです。
GoogleはSSL化されていないサイトに「保護されていません」と警告を出すほど、セキュリティ対策を重視しています。
また、ユーザーから見ても「怪しいサイトかな?」なんて勘違いされる恐れがあるので、対策は必須です。
パーマリンク設定
パーマリンクは「https://lpdonchan.com/?p=123」の赤字の部分。
設定しないとランダムな数字と記号の羅列になり「%8%35%7%4%6%」のように表示されます。
Googleは下記のとおりURL構成の最適化も推奨しています。
サイトの URL 構造はできる限りシンプルにします。論理的かつ人間が理解できる方法で(可能な場合は ID ではなく意味のある単語を使用して)URL を構成できるよう、コンテンツを分類します。
引用元:Google検索セントラル
SEO面とユーザビリティの向上からも、パーマリンクは最初に設定しましょう。
詳しい解説と設定方法は下記の記事をご覧ください。
参考パーマリンクとは?決め方と設定方法を解説【SEOにも影響あり】
サイトマップの作成・送信
サイトマップはGoogleとユーザーに記事の存在を知らせる役割があるページです。
サイトマップの種類は2つ。
- XMLサイトマップ:Google用
- HTMLサイトマップ:ユーザー用
特に、XMLサイトマップはSEO対策に欠かせません。
Googleに存在が知られていない記事は検索結果に出ることもなく、見られることのない記事になってしまいますからね。
なので、サイトマップの作成・送信も必須の対策です。
参考サイトマップとは?概要と作成方法を解説【初心者からできるSEO対策】
サイト読み込み速度の改善
サイトの読み込み速度もSEOに関係してきます。
なぜなら、Googleはサイトの読み込み速度がランキングに影響すると発表しています。
読み込み速度はこれまでもランキング シグナルとして使用されていましたが、それはデスクトップ検索を対象としていました。 そこで 2018 年 7 月よりページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素として使用することを本日みなさんにお伝えしたいと思います。
引用元:ウェブマスター向け公式ブログ
このとおり、ページを読み込む速度は遅いより早い方が検索順位にも良い結果に。
サイトの階層を整理
サイトの階層は2クリック以内ですべてのページに到達できるように整理することが重要。
イメージ的には次のとおり。
- 1クリック:サイト→目的のページ
- 2クリック:サイト→カテゴリー→目的のページ
また、このサイト階層の整理についてもGoogleが推奨しています。
一般的なコンテンツからそのサイトで求めている具体的なコンテンツへ、ユーザーができるだけ簡単にたどり着けるようにしてください。
引用元:SEOスターターガイド
上記のとおり、ユーザーがわかりやすく使いやすいサイト設計にする必要があります。
キーワード選定
キーワード選定は上位表示に欠かせない大切な対策に。
競合に勝ち、検索ボリュームもあるキーワードを探す必要があります。
ビックワードは企業などが多く参入し上位表示を狙うことは難しく、競合の少ないロングテールでも検索ボリュームが少なければほぼ検索されません。
なので、キーワード選定はサイト運営で重要な対策になります。
タイトル中のキーワードは左詰め
タイトル中に入れるキーワードは左詰めにすると効果的です。
Googleはタイトルの先頭にきているキーワードで記事を判断します。
例えば「ブログ タイトル」のキーワードを狙う場合。
- ×:初心者でもすぐできる!ブログタイトルの付け方
- ○:ブログタイトルの付け方【初心者でも簡単にできる】
上記のとおり、狙ったキーワードを左詰めにすることで適切に記事が判断されます。
タイトルは32文字以内
タイトルの文字数は32文字以内が最適です。
32文字を超えてしまうと検索結果上ですべて表示されないため、記事の全容が分からずにクリックされない可能性が。
PV損失に繋がる可能性は一つでも消していきましょう。
見出しにキーワード
これは<h2>の見出しに狙ったキーワードを入れることです。
Googleはタイトル同様に、見出しのキーワードからも記事を判断するからです。
なので、Googleにわかりやすく見出しにキーワードを入れる対策も必要。
見出しの順序は適切に
次に、見出しの順序は適切に使用する必要があります。
記事の内容をユーザーに視覚的に、Googleにはシステム的にわかりやすくする必要があるからです。
具体的には次のとおり。
- <h1>タイトル</h1>
- <h2>見出し2</h2>
- <h3>見出し3</h3>
- <h4>見出し4</h4>
- <h5>見出し5</h5>
- <h6>見出し6</h6>
上記のとおり、見出しの順序を守り階層構造を正しく使うことで、わかりやすいページになります。
目次の設置
目次の設置もユーザーの利便性を高めるため効果があります。
特に文章が長い場合、記事の序盤に目次を設置することで必要な情報まで簡単に辿り着くことが可能に。
使いやすくわかりやすいサイトはGoogleからの評価に繋がります。
パンくずリストの設定
パンくずリストはサイトの構造をわかりやすくし、現在どの位置にいるかを表示しています。
Googleもパンくずリストの設定を推奨しているのでSEOに効果が。
訪問者はパンくずリストを使って、前のセクションやルートページにすばやく戻ることができます。
引用元:SEOスターターガイド
具体的には、ページの上部にある「ホーム>SEO」の部分です
上記のとおり、サイトの回遊率を上げるためにも必要な対策ですね。
内部リンクで関連記事を繋げる
1つの記事だけでなく関連する記事にリンクを繋げることも必要な対策です。
記事の情報に網羅性が生まれ、もっと知りたいユーザーのニーズを満たすことが可能に。
また、集客から収益の導線になるのでPV数や収益の増加にも繋がります。
リンクに適切なアンカーテキスト
リンクを繋げる時に適切なアンカーテキストを入れることもGoogleが推奨しています。
適切なアンカー テキストがあれば、ユーザーと検索エンジンはリンクされたページの内容を簡単に把握できます。
引用元:SEOスターターガイド
リンク先の内容が判断できユーザーの利便性が高まるので、意識して適切なアンカーテキストを入れましょう。
リンク切れの確認
リンク先のページが閲覧できる状態を保つために、リンク切れの確認も必要。
もしリンク先のページが見れなかったら、違うサイトに移動してしまうこともありますよね。
つまり、ユーザーの利便性が低下してサイト評価が下がるので検索順位も下がる恐れが。
まずはリンク切れのチェックをし、併せて404ページの作成が理想的です。
Alt属性の設定
Alt属性の設定とは、画像にわかりやすい説明のテキストを入力することです。
Alt属性の設定もGoogleが推奨している対策です。
画像にわかりやすいファイル名を付けて、alt 属性の説明を入力します。「alt」属性を使用すると、なんらかの理由で画像を表示できない場合の代替テキストを指定できます。
引用元:SEOスターターガイド
上記のとおり、画像が表示されない場合の代替テキストになりユーザビリティの向上に。
公開日と更新日を表示
公開日と更新日の表示も重要な対策になります。
仮に内容は一緒でも古い記事と新しい記事では、新しい記事の方が信頼できますよね。
ユーザーにとって記事の鮮度は重要な判断材料になりますので、新鮮な情報をアピールをしていきましょう。
メタディスクリプションを設定
メタディスクリプション自体に検索順位を上げる効果はありませんが、間接的にSEO対策に繋がります。
検索された時に記事の概要が理解でき、クリック率を上げる助けをするからです。
記事の集客に直結するので必ず設定しましょう。
コンテンツの質を高める
一番重要な項目はコンテンツの質を高めることです。
Googleもどの要因よりも影響を与える可能性があると言っています。
人を引きつける有益なコンテンツを作成すれば、このガイドで取り上げている他のどの要因よりもウェブサイトに影響を与える可能性があります。
引用元:SEOスターターガイド
質を高めるポイントは次のとおり。
- 興味深く有益なサイト
- ユーザーニーズを満たすサイト
- 信頼を得られるサイト
- 専門性と権威性があるサイト
上記のとおり、大切なことは利用するユーザーを第一に考えサイトを作ることです。
SEO以外の対策としてSNS【裏技】
SEO以外の対策としてSNSがあります。
SNSからも大きな集客が見込めるので、Google検索以外からの集客方法として経路を分散させましょう。
主なSNSは次のとおり。
上記のとおりで、ブログとの相性が良いのはTwitterです。
Twitter運用が効率的
集客経路を増やすためにはTwitter運用が効率的です。
フォロワー数は比較的に伸ばしやすく、コンテンツの質が高い記事は拡散される可能性が。
その結果、あなたのファンが増えGoogle検索以外からの集客が見込めます。
なので、SEO以外の対策としてTwitterも併せて運用しましょう。
SEO対策は初心者でも必要
SEO対策は初心者からやるべき必須の対策です。
本記事でご紹介した19個の対策をすることで、上位表示を狙うことも可能になります。
初心者からしっかりSEO対策をして上位表示を目指しましょう。