こんにちは、ドンちゃんです。
チーズはどこへ消えた?を読もうか迷っている人「チーズはどこへ消えた?の要約のまとめ、書評が知りたい。」
「これから、チーズはどこへ消えた?を読みたいので読むべきポイントや要約などのまとめ情報があれば知りたいです。」
こういった疑問にお答えします。
もくじ
今、私はチーズはどこへ消えた?を読んだことで、時代の流れの変化にすぐに対応できるように準備をしながら、いろんなことにチャレンジできています。
流れの早い時代の波をうまく乗りこなしていきたい方、これから新しいことにチャレンジしたい方はぜひご覧になってください。
もくじ
チーズはどこへ消えた?の基本情報
チーズはどこへ消えた?の基本情報は次のとおりです。
- 書名:チーズはどこへ消えた?
- 著者:スペンサー・ジョンソン
- 訳者:門田美鈴
- 出版月:2000年11月30日
- 出版社:株式会社 扶桑社
- 定価:本体838円+税
プロフィール
著者、スペンサー・ジョンソン氏のプロフィールは次のとおり。
医学博士、心理学者。
心臓のペースメーカー開発にもたずさわる。
さまざまな大学や研究機関の顧問をつとめ、シンクタンクに参加する一方、著作活動を続けている。
その功績を認められ、ハーバード・ビジネス・スクールの名誉会員。
主な著書に、『1分間マネジャー』(共著)『1分間意思決定』『人生の贈り物』他、多数。
本書の構成
チーズはどこへ消えた?は次のとおりに構成されています。
- 登場人物の紹介
- ケネス・ブランチャード博士による裏話
- ある集まり シカゴで
- 物語 チーズはどこへ消えた?
- ディスカッション その夜
- 訳者あとがき
「さまざまな変化とは何か?」を考えさせられる1冊になっています。
ページ数と読み終わるまでの時間
全94ページ。
文字は少し小さめですが、物語形式で会話調になる文章も多くあるのでかなり読みやすいです。
おおよそ1時間程度で読み切れると思います。
チーズはどこへ消えた?の要約まとめ
要約は次のとおりです。
- 要約①:変化は起きる
- 要約②:変化を察知し変わっていく
- 要約③:変化を楽しもう
それぞれ解説していきます。
要約①:変化は起きる
ところが、ある朝、行ってみると、チーズがなくなっていた。
二匹は驚かなかった。置いてあるチーズが毎日、だんだん少なくなっているのに気づいていたので、いずれなくなるだろうと覚悟していたし、どうすればいいかは本能でわかっていたのだ。
引用元:「チーズはどこへ消えた?」26Pより
上記のとおりで、ネズミのスニッフとスカリーは、状況が変化することを当たり前に起きることだと本能的にわかっています。
その一方で、小人の二人は次のとおりです。
二人には青天の霹靂だった。
「なんてことだ!チーズがないじゃないか」ヘムは叫んだ。「チーズがないじゃないか。チーズがないぞ」そう言えばチーズが戻ってくるとでも思っているのか、大声でわめいた。「チーズはどこへ消えた?」彼は声をあげた。
やがて、腰に手をあてると、顔を紅潮させ、声を張り上げて叫んだ。「こんなことがあっていいわけはない!」
引用元:「チーズはどこへ消えた?」27Pより
上記のとおりで、小人の二人はチーズがあることに安心しきり、変化が起こることなど考えもしなかったので受け入れることができません。
結果的に、ネズびの二匹は変化を受け入れ次に進むけれど、小人の二人は変化を受け入れずにいろいろ考え時間がかかってしまいます。
要約②:変化を察知し変わっていく
変化を予期して、察知し、自ら変わっていく。この流れが重要なポイントになっていきます。
これからはもっと注意しよう、と彼は思った。変化が起こるのを予想し、変化を求めるのだ。いつ変化が起きるか本能的に感じ取り、それに適応する準備をするのだ。
引用元:「チーズはどこへ消えた?」45Pより
上記のとおりで、小人のホーは変化を受け入れ察知できるように準備をする決意をしました。
けれど、変化を受け入れ何もわからない新しい道に進むことは、恐怖がともないます。
引用元:「チーズはどこへ消えた?」49Pより
上記のとおり、新しい道へ進むことは恐怖がともないますが、その恐怖を乗り越えれば楽になれることがわかります。
そこには爽やかな風が吹いていて、爽快な気分になった。何度か深呼吸をすると、元気が出てきた。恐怖がなくなると、想像以上に楽しくなるのがわかる。
引用元:「チーズはどこへ消えた?」51Pより
変化を受け入れ、変化を察知し、変化に対応するように変わっていくことで、さまざまな困難を乗り越えていけることが語られています。
要約③:変化を楽しもう
最終的に、恐怖や不安であった変化を楽しむことができれば、どんどん変化を求めて行動できるようになります。
変化は、災難に見えても結局は天の恵みだった。よりよいチーズを見つけるように仕向けてくれたのだから。
引用元:「チーズはどこへ消えた?」66Pより
上記のとおりで、恐怖によって変わることができないよりも、恐怖を乗り越えて自分から変化をしていくことでよりよい方向に向かっていけます。
チーズはどこへ消えた?の書評
チーズはどこへ消えた?の書評は次のとおり。
- 書評①:変化することの恐怖や魅力がわかる
- 書評②:流れの早い今の時代に必要な1冊
それぞれ解説します。
書評①:変化することの恐怖や魅力がわかる
変化することの恐怖や魅力がわかります。
なぜなら、変化することの葛藤や変化する過程、変化をできたあとの未来が語られているからです。
具体的には次のとおり。
二匹のネズミ
- スニッフ→変化をかぎつける→変化OK
- スカリー→すぐ行動できる→変化OK
二人の小人
- ヘム→変化を認めない→変化NG
- ホー→変化の波に乗ろうとする→変化OK
上記の特徴を現実でも当てはめてみると、心当たりがあることがあると思います。
実際、私はホーのように一度は変化を受け入れることができませんでしたが、変化の波に乗って楽しむことができるようになりました。
なので、変化することの恐怖や魅力がわかります。
書評②:流れの早い今の時代に必要な1冊
流れの早い今の時代に必要な1冊になります。
なぜなら、変化のスピードがものすごく早い時代になっているからです。
実際、私が高校生の頃は今でいうところのガラケー着うた全盛期の時代でした。
それからわずか数年でスマホが当たり前になり、ワイヤレス化がどんどん進み、ありとあらゆる物やサービスはどんどん変化していきます。
おそらく、この変化のスピードはこの先もどんどん加速していくと予想できます。
なので、流れの早い今の時代でも必要な1冊になります。
チーズはどこへ消えた?を読むべき人
チーズはどこへ消えた?を読むべき人は次のとおりです。
- これから変わりたい人
- 変化に抵抗がある人
- 時代の流れに乗りたい人
上記のように、前から変わりたいけど怖くて変われない人、これから時代の流れを上手に波乗りしたい人の不安や悩みを解決できる1冊になっています。
特に、さまざまな変化に対して抵抗がある人は、「変化とは何か?」を考えるきっかけになると思います。
チーズはどこへ消えた?読むべき理由
チーズはどこへ消えた?を読むべき理由は次のとおりです。
- 理由①:変化を受け入れる勇気を持てるから
- 理由②:さまざまな変化に対応することができるから
それぞれ解説します。
理由①:変化を受け入れる勇気が持てるから
変化を受け入れる勇気が持てるようになります。
実際、私も以前までは環境が変わることや自分が変わることに意味もなく抵抗を感じてしまい「変わりたくない!」と思っていました。
けれど、自ら変化を受け入れ変わろうと行動することで、たくさんの不安や困難にぶち当たりますが、乗り越えて成長できる体験ができました。
なので、チーズはどこへ消えた?の内容にとても共感ができ、変化を受け入れる勇気が持てるようになります。
理由②:さまざまな変化に対応することができるから
さまざまな変化に対応することができます。
なぜなら、変化による恐怖がわかり、乗り越えることで成長ができ楽しく変わることができるからです。
例えば、自分を変えようと思ったとき、どうしたらいいかわからない不安や「このままの方がいいのでは?」なんて疑心暗鬼になってしまいます。
けれど、勇気を出して一歩踏み出すことでそんな不安や悩みを乗り越え成長できます。
結果的に、変化することの楽しさがわかり、どんどん変化を受け入れ前に進もうと変われるようになります。
なので、これから多くの変化を受け入れて変わろうとしている方には参考になる考え方がたくさんつまった1冊になっています。
まとめ:チーズはどこへ消えた?変化の早い今の時代にも必要な1冊です
最後になりましたが、チーズはどこへ消えた?変化の早い今の時代にも必要な1冊です。
特に、変化することの恐怖や不安を解決でき、変化できることの素晴らしさが存分に語られています。
これから自分を変えたい方、時代の波に乗ってどんどん変化を受け入れていきたい方には勇気が出る1冊になっています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。